和久洋三が考案した創造教育活動とその実践例を紹介

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創造共育宣言 第1章-3

新しい子どもの誕生

教育のあり方を変える-@

 しかし、残念ながら、現在、人間をより賢く育てるための教育装置としてある学校がこの創造力を消失させる役割を担っています。
 本来、創造力を発揮するために用意された知的好奇心と行動力は知りたいことが学べず、やりたいことに蓋をする毎日によって、やりたいこと、好きなことさえ見失わせる結果を生みだしています。誰しも自分が知りたい、やってみたいと思うことに目をつぶり、求めてもいない情報を頭に注ぎ込むことにエネルギーを消耗させ続けたら、自分の好きなこと、やりたいことを発見することはできなくなり、素直な感性が失われていきます。
 2歳になると子どもは「自分で!」と叫んで、やりたいことに向かいます。
 やりたいことが彼のまわりには無限に存在しています。その姿勢、その欲求こそが人間に与えられた「創造欲求」です。
 しかし、学校教育を受けているうちに、その姿勢はいつの間にか失われていきます。

 創造力は試行錯誤を経てはじめて発揮されるもので、ひとからは無駄に見える時間の積み重ねの中から創造活動を導きだすインスピレーション(調和・必然の直感)は生まれます。しかし、「優秀な成績」をとるためにはそんな時間の余裕はありません。やりたいことを断念してとにかく情報を頭につめ込む作業に没頭します。こうした中で、自ら発見し、自ら表現するために生まれてきた生命は自らの欲求を押し殺し、「生きる力」を失っていきます。

(和久洋三著/『創造共育宣言』より抜粋)

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