和久洋三が考案した創造教育活動とその実践例を紹介

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和久メソッドとは

子どもに発見と創造の喜びを

 WM創造共育法で最も大切な前提は、子どもに<発見と表現の喜び>を与えることです。それは毎日を生き生きと充実させることにつながります。
 子どもを大人の論理で動かそうとすると、子どもはすばやく自分の殻にとじこもってしまうので、活動環境を設定したら、あとは子どもの自由意志に添うしかありません。
 プログラムは子どもの意志に添って自在に変更されてゆきます。そうすれば子どもは集中し、真剣にものごとに取り組みます。
 知っておかねばならないことは大人より子どもの方がはるかに瑞々しい感性と、はるかに柔軟な思考力を有していることです。
 無い人間が有る人間を指導することはできません。添うしかありません。
 ただ、子どもは情報量が大人に較べて少ししかありません。
 様々な体験をさせるには様々な情報を与える必要があります。環境を用意する意味はそこにあります。環境設定は広義の情報提供です。
 それは決して分離され孤立した情報提供ではなく、<つながりのある活動を保障する環境>であり、<新鮮な環境>であり、<答えが多様に生みだせる環境>であり、<命令、干渉、評価、管理を必要としない環境>です。ここでの<環境>は保育内容や教育課題を含めた人的,物的環境を指します。
 20世紀までの人類の教育の中心は国家の行政・経済をとどこおりなく運ぶために必要な職能(読み・書き・そろばん)を促成栽培することを前提としていました。
 しかし、もう21世紀です。人間が人間らしく生き生きと暮らすことを第一義とすべきです。それによって人間の職能が低下するわけではありません。どんな仕事でも創造的に取り組むわけですから、効率は高まり、質的な向上につながります。
 愛を説く宗教が戦争の火種をつくる。飽食の限りをつくす国が一方にあり、餓死する国が対極にある。正義は権力を手に入れると失墜し、富を得ると心貧しくなる。アガペーもエロスも愛という名で混同する。どう考えてもこれまで人類の歩んできた道は一面で狂気と背中合わせに発展してきたとしか思えません。富と権力によって自由を獲得できると錯覚させる社会の仕組みがあったからです。
 これからは<自己責任を自覚した自由><秩序にのっとった自由>の中で創造活動をし、宇宙の本質に従って人と人、人と自然が調和し、共生する時代とならなければ人類の幸福や平和は夢で終ってしまいます。夢を目標に変えて、バトンタッチをする子ども達と共に真のルネッサンスを目指したい、それがWM創造共育の願いです。

和久メソッドの実践は、現在3つの場で行なわれております。
1)わくわく創造アトリエ
 和久メソッドの内容を深化・充実させる中核的な場です。現在、全国各地で行われています。
2)家庭
 和久メソッド実践の原点は子育て中のご家庭です。童具を使った創造共育の実例をご紹介します。
3)教育・福祉施設
 幼稚園・保育園は幼児教育の場、子育て支援の場として大きな役割を担っています。そこでの創造共育の実践例をご紹介します。

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